この大会に参加するにあたって、子ども達は毎日クラブでもう特訓してきました。
その気迫に押されて、大会に行かない子供たちまでも真剣に取り組みだすほど。
前にはできなかった技ができるようになったりして、どんどんクラブ全員がけん玉にのめりこんで一丸となって練習していました。
大会には、東京、大阪、兵庫、和歌山、愛知等、全国各地からすごい人たちが集まっていました。
けん玉道場の人はそろいのTシャツを着て、みんなピカピカのけん玉を持っている。会場についた途端、なんだか場違いなところに来てしまったように萎縮してしまいました。
あゆみの子供たちのけん玉といえば、元の色がわからないほどはげた玉に、中皿の縁がかけているもの、手の汗や脂がしみ込んで、木が変色してテカリすら出ているもの。
苦労の跡が見えてそれはそれで味があって、愛着がいいなぁとおもっていたけど、急にみすぼらしく見えたくらい。
そんなけん玉を持った子供たちですが、強者たちの中で、全員決勝トーナメントへ進みましたが、1回戦、2回戦で上位クラスは次々敗退。
とっても、惜しかったのはDクラス。優勝候補と期待していた上級生が思わぬ敗退をする中、3年生の女の子がベスト4に入り、3位決定戦で残念ながら、敗退しました。
Eクラスでは4年生が3位に、Fクラスでは1位から3位までがクラブの子が独占、合計4名が入賞しました。
入賞した子供たちは素敵なけん玉をもらって帰ってきました。
この悔しさをバネに来年こそはと思っても、この大会が次に北海道に来るのは10年後くらいだとか。
緊張感たっぷりの全国大会の雰囲気を味わえ、すごいけん玉の技を観れただけでも、今回は大収穫でした。
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